【滑落事故が多発中】登山で命を守るために必要な5つの意識とは?

ゆるっと豆知識
オコちゃん
オコちゃん

うっちー最近ね、山で遊んでると山でケガしちゃって動けない人がヘリコプターで運ばれているところをよく見るよ💦

うっちー
うっちー

この時期は登山者が多くなってきた分、滑落事故に遭ってしまう人も多くなるんだ😔僕もテレビやネットニュースで見かけるようになってきたよ💦

オコちゃん
オコちゃん

僕もたまに岩場で遊んでて落ちそうになったことあるよ💦

うっちー
うっちー

えぇ〜!オコちゃんも!!岩場付近で遊ぶ時は足元に注意しなきゃダメだよ😭

オコちゃん
オコちゃん

へへっ🙃友達のクマさんとついはしゃいじゃって😆

うっちー
うっちー

も〜!😑それじゃ今日は山で滑落事故に遭わないように注意しなきゃいけないことを話していくよ!登山を安全に楽しむためにちゃんと聞いてね!それではスタート!

こんにちはー!うっちーです!

最近、各地の山岳で滑落事故のニュースが相次いでいます。
「まさか自分が…」と誰もが思っているかもしれませんが、山ではその油断が命取りになります。

この記事では、初心者から中級者の方に向けて、滑落事故を防ぐために大切な意識や行動をわかりやすくまとめました。
また、**ルートファインディング(登山道を見失わずに安全に進む力)**の重要性についても解説します。


① 油断は最大の敵!「あと少し」「このくらいなら」が一番危ない

「山頂まであと少し」「人が歩いてるし自分も行けるだろう」
そんな気持ちで不用意に踏み込んだ先が、崩れやすい岩場や、滑りやすい急斜面だった――。
これは実際によくある滑落事故の一例です。

僕も道中が大変なら大変なほど山頂が近づくにつれ早く到着したいという気持ちが抑えきれずペースを乱したり近道をしようとしてしまいます。これこそが”近道心理”です。

■ 不安全行動を生む「近道心理」とは?

滑落事故や遭難の背景には、「不安全行動(危険な行動)」が関係していることが少なくありません。その中でも特に注意したいのが「近道心理」と呼ばれるものです。

近道心理とは、「時間を短縮したい」「楽をしたい」という思いから、本来あるべきルートや安全手順を無視し、より早く・簡単に済ませようとする心理のこと。
たとえば、

  • 踏み跡のない斜面をショートカットする
  • 整備された登山道を外れて直登・直下降する
  • 疲れて集中力が切れた状態で注意を怠る

といった行動が、まさに近道心理に支配された典型例です。

その「少しぐらい大丈夫」が事故につながる。

登山中は「もう少しでゴールだから」「面倒だから」「これくらいなら行けるだろう」と、自分を甘やかしてしまう場面が出てきます。しかしその一歩が、足を滑らせる原因となったり、崩れやすい地形に足を踏み入れてしまったりと、重大な事故を引き起こすことがあるのです。

滑落の多くは、注意が緩んだ“ほんの一瞬”に起きています。
最後まで「慎重に歩く」ことが、自分の身を守る最大の手段です。


② 登山道を外さない!ルートファインディング力の重要性

滑落リスクを減らす上で、最も大事なスキルのひとつが**ルートファインディング(進行ルートの判断力)**です。

特に以下のような場面では要注意:

  • ガスや霧で視界が悪くなったとき
  • 踏み跡が複数あってどこが正規ルートか分からないとき
  • 赤テープ(目印)や看板が見当たらないとき

正しいルートを選ぶ判断力があるかないかで、安全性が大きく変わります。

🏔️ここからは僕の実体験です。

去年の暮れに雪の蓼科山(たてしなやま)を登った時です。
山頂付近はブリザードで数十メートル先も確認できないほど吹雪いていました。一緒に行った方と撤退も視野に入れていましたがとりあえず山頂に向かって見ることに・・・
かなり吹雪いていましたが全く見えないわけじゃない!このままアタックしようと決意!ルートファインディングに全集中しなんとか山頂にたどり着くことができました😭確かに安全を考えれば撤退したほうがよかったという意見もあれば僕はあの時の少しの無理がルートファインディング力をつけてくれたと思っています。
安全ばかりを優先してしまうとこういう過酷な状況での判断が身につかないと思っています。しかしこれはただの結果論に過ぎません。山の正解なんて誰にも分からないのです。

✅ ルートファインディング力を高めるには?

  • 地形図とコンパスを使った読図トレーニング
  • YAMAPや紙の地図を併用する習慣
  • 事前にコースタイムや危険箇所を調べておく
  • 疑わしい道は「無理せず引き返す」勇気

③ 登山靴のグリップとフィット感、見直してみて!

滑落リスクを減らすためには、登山靴の選び方とメンテナンスも超重要!

  • ソール(靴底)がすり減っていないか
  • サイズが合っているか
  • 靴ひもをきちんと締めているか

特に濡れた岩場やザレ場では、滑りにくい靴=命綱と言っても過言ではありません。

登山靴の買い替え時はいつ?限界年数と交換の目安

登山靴って、意外と長く使えるように思えますよね。
でも実は、「壊れてからでは遅い」アイテムの代表格なんです。

■ 登山靴の寿命は4〜5年がひとつの目安

僕自身の経験から言っても、登山靴の寿命はだいたい4〜5年くらい。もちろん、使用頻度やメンテナンスの状態によって多少前後しますが、年数だけでなく「見た目ではわからない劣化」もあるのが怖いところ。

特に注意したいのが以下のような状態です:

  • ソール(靴底)が剥がれかけている
  • ミッドソールが硬化・ひび割れしている
  • アッパーに深い亀裂や擦り切れがある
  • 防水性能が極端に落ちてきた
  • 歩いていて以前より滑る・疲れると感じる

このような症状が出てきたら、たとえ見た目はまだ履けそうでも、安全性はすでに落ちていると思ってください。

■ 壊れてからでは遅い理由

登山中にソールが剥がれた、靴底が滑って転倒した…なんてことが起きると、自分だけでなく周囲にも危険を及ぼす可能性があります。
特に岩場や下山時、登山靴のグリップ力と安定性は命綱そのもの。

「まだ大丈夫」と思っているうちに寿命を超えてしまい、気づいた時にはもう遅い──なんてことにならないように、早めの交換を心がけましょう

■ じゃあ、どんなタイミングで買い替えればいいの?

僕が意識しているのはこんなタイミングです:

  • 購入から4〜5年経った
  • 年に10回以上使っている(=劣化が早い)
  • ソールが削れて滑りやすくなった
  • 新しいルートや難しい山にチャレンジする前

これらのタイミングをひとつの目安にすると、不安なく山を楽しめる状態を保ちやすくなりますよ


④ 単独行なら特に注意!転倒時の発見が遅れるリスク

一人での登山は自由で気楽な反面、万が一滑落した場合に発見が遅れる危険性があります。

  • 必ず登山届を出す
  • 行動予定を家族や友人に伝えておく
  • スマホにYAMAPやジオグラフィカなどのGPSアプリを入れておく
  • 携帯圏外に備え、携帯トイレ・エマージェンシーシート・ホイッスルを携行する

単独でも“助かる確率”を上げる準備をしておくことが大切です。

登山届はYAMAPで提出するのが断然おすすめ!

登山届って「提出しなきゃ…」と思いながらも、当日バタバタしているとつい後回しになりがちですよね。
でも実際は、事前にスマホでサクッと完結できる方法があります。

それが、YAMAPの登山計画・登山届機能です!

■ YAMAPで提出するメリット

  • スマホで事前に完結できる!
     紙の登山届を書いたり、提出ポストを探す必要がなくなります。自宅でルートを決めながら、そのまま提出できる手軽さは一度使うと手放せません。
  • 当日のバタバタから解放!
     登山口についてから「登山届どうしよう…」と慌てることがなくなります。前日や前々日にゆとりを持って提出できるのが嬉しいポイント。
  • 万が一のときの“命綱”になる
     YAMAPに提出しておけば、登山計画が家族や警察に共有される仕組みがあるので、もしもの時にも安心です。

⑤ 「無理しない勇気」が、何よりも大事

  • 疲れてきたら休む
  • 滑りやすい場所はしゃがんででも通る
  • 他の登山者がいても、自分のペースと判断を大切にする

「無理をしない判断」は、初心者・中級者・ベテランを問わず共通の“安全スキル”です。


おわりに:自然は素晴らしい。でも「甘くはない」

滑落事故は、ほんの一瞬の油断や判断ミスで起きます。
でも、その一瞬を防ぐ「意識」と「行動」は、今日から誰でも身につけられます。

登山を楽しむために、まずは安全を大切にする心を持ちましょう。
そして、山で見た素敵な景色を、笑顔でまた誰かに伝えられるように。


あなたの登山が楽しく安全でありますように。
今日も最後まで読んでくれてありがとう😊

オコちゃん
オコちゃん

夏は登山する人が増えて山が賑やかになりから嬉しいけど事故が起きちゃうのは悲しいね😢みんなで注意して事故のない登山をしてほしいね💦

うっちー
うっちー

うん、登山で何より大切なのは”無事に帰る”ことだからね😊いつかみんなが怪我しないような登山ができるといいね🏔️


あなたの登山が楽しく安全でありますように。
今日も最後まで読んでくれてありがとう😊

コメント

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