
オコちゃん、カメラの勉強は頑張ってるかな?

うん!Pモードでホワイトバランスを調整したり自分の好きな明るさで撮れるようになったよ!でも最近うっちーの写真みたく後ろがぼやけた写真が撮りたいんだ〜🥹

おっ!オコちゃんその言葉が出てきたってことは次のステップにチャレンジするときが来たね☺️じゃあ今回はカメラのF値について学ぼうか!F値とは何か?F値を変えると写真がどう変わるのか?一緒に勉強していこうね😊

うん!もっともっと写真上手くなりたい🥹
こんにちは、うっちーです。今回はカメラのAモードについて解説していきますが、その前にカメラの3大設定でもある『シャッタースピード』、『F値』、『ISO感度』この3つの中のF値についてお話ししていきます。
「F値って聞いたことあるけど、なんのこと?」「Aモードって難しそう…」
この記事ではそんなカメラ初心者さんに向けて、今回は写真をグッとレベルアップさせてくれる“F値”と“Aモード”について、やさしく解説していきます。
✅この記事を読めば…
- 📌 F値の意味と、写真への影響が理解できる!
- 📌 Aモード(絞り優先オート)を使いこなせるようになる!
- 📌 背景をふんわりボカした写真や、風景をくっきり写すコツがわかる!
📸「ゆるっと写真教室」シリーズとは?
このシリーズでは、カメラ初心者の方が、最終的に“マニュアルモード”で思い通りの写真が撮れるようになることを目指して、一歩ずつやさしく解説していきます。
操作が不安な方も、
「今さら聞けない…」という方も、
大丈夫。カメラの基本を一緒に“ゆるっと”学んでいきましょう😊
F値とは?レンズの“絞り”を表す数
F値とは、**レンズの中にある「絞り羽根」というパーツの開き具合(光の通り道)**を表す数字です。
🔍実はレンズの中には、**小さなバネのような羽根(絞り羽根)**が組み込まれていて、それが開閉することで、光の量を調整しています。
🌀目の瞳孔が明るさに応じて開いたり縮んだりするように、
カメラも**F値を変えることで「光の量」と「背景のボケ具合」**をコントロールしているんです。
F値で写真の印象がどう変わる?📷
カメラのF値のダイヤルをグリグリ回してみましょう!数値が変わりますね、この数値によって背景がボケたり全体がパキッと綺麗に写したりを調整していきます!

ぼく、算数苦手だから分かんないかも。どうしよ🥲

大丈夫だよ!僕も算数は5教科の中でも一番苦手だったけど(笑)好きの気持ちで乗り越えたからオコちゃんも一緒に頑張ろう😎
🔸F値が小さい(F1.4〜F2.8)
- 絞りが大きく開く
- 光がたくさん入る
- 背景がふんわりボケる
- 被写体がグッと引き立つ
👉 ポートレートや花の撮影にぴったり!

こちらの写真(ネモフィラ)の設定は
- シャッタースピード:1/2000
- F値:f1.8
- ISO:64
花にピントを合わせて背景がどうボケるか、どの角度からの光が綺麗か、どんな世界観にしたいかなど試行錯誤してとれた1枚です。

僕もこんな写真撮れるようになりたい〜
🔸F値が大きい(F8〜F11)
- 絞りがキュッと閉じる
- 背景までしっかりピントが合う
- 全体をくっきり写せる

- シャッタースピード:1/500
- F値:f8
- ISO感度:160
主役の山全体から背景の雲海まで綺麗に写したかったのでf8まで絞りました。
シャッタースピードは手持ちでも確実にぶれない1/500にしました。
👉 風景・山岳写真ではこの設定が基本!

f値を変えるだけで写真てこんなに変わるんだねー!

F値がコントロールできるようになると写真を撮るのが一気に楽しくなるよ!
Aモードってなに?🔰
Aモードは「絞り優先オートモード」のこと。
F値だけを自分で決めて、あとはカメラが自動調整してくれる撮影モードです。
📸カメラのモードダイヤルを「A」または「Av」に合わせるだけで、
背景ボケやくっきり感を自分のイメージで調整できるようになります。

F値の最小値は持っているレンズによって異なるからまずは自分の持っているレンズの最小絞り値を確認しよう!

確かレンズにも記載されてたね、僕のはf4が最小絞り値だったよ☺️
背景をボカす3つのポイント✨
「背景をもっとふわっとボカしたい!」という方に向けて、F値以外にも大切なポイントを3つご紹介します。
✅① センサーサイズの大きなカメラを使う
ボケの量はカメラ本体のセンサーサイズにも影響します。
カメラ | センサーサイズ | ボケやすさ |
---|---|---|
スマホ | 小さい | ボケにくい |
APS-C(例:Z50) | 中くらい | ボケやすい |
フルサイズ(例:Z8) | 大きい | よくボケる |
APS-C機でも十分に背景をボカすことができますが、大きいセンサーほどボケがなめらかになります。
✅② 焦点距離を長くする(ズームする)
焦点距離が長くなる(ズームする)ほど、背景が大きくボケやすくなります。
- 35mmのレンズよりも、85mmや200mmのレンズの方が背景が大きくボケる
- 圧縮効果で被写体がグッと引き立ち、ポートレートにも◎
単焦点レンズでも「85mm F1.8」のように焦点距離が長いものを使うと、ボケが強調されて立体感のある写真になります。

オコちゃんのレンズの最小F値はf4だけどズームして撮ると背景がボケるから試してみてね😊

うん!僕のカメラで試してみるよ!!
✅③ 被写体と背景の距離をとる
被写体の背景が遠ければ遠いほど、ボケは大きくなります。
例:
🌸 花の後ろに遠くの山 → ボケが大きい
🌸 花の後ろに木の壁 → ボケにくい

何枚も撮ってみてどれくらいの距離でボケるか、自分がどのくらい背景をぼかすのが好きかなど研究してみよう!自分の好きなF値を見つけてね🌸
山岳・風景写真におすすめのF値は?⛰
登山中の広大な景色や稜線を美しく残すには、F8〜F11の設定がおすすめです。
全体にピントが合い、手前から奥までシャープに写すことができます。
🌿ただし、注意点も!
F値をF16やF22まで絞りすぎると、「回折現象」という現象が起きてしまい、
逆に画質が少し甘く(ボケたように)なってしまうこともあります。
回折現象についてはややこしいのでここでは説明しませんがとりあえず絞りすぎるとパキッと写らなくなるで〜っと覚えてもらえればいいです😂
📌山岳や風景では「F8〜F11」あたりが、ボケずにシャープさも保てる黄金ゾーンです!
花や星を撮るなら?🌸🌌
一方、背景をふわっとボカしたい花や、光を多く取り込みたい星空の撮影には、
F1.4〜F4のような明るい(=F値が小さい)設定がおすすめです。
- 花や小物をふわっと撮りたい → F1.4〜F2.8
- 星空をしっかり写したい → F2.0前後(※シャッタースピードにも注意)
レンズによってF値は様々、F1.4からのレンズもあればF4からのレンズも。基本的にカメラと一緒についてきたレンズキッドのレンズは大体F4〜のレンズが多いのでぼかした写真を撮りたいのであれば単焦点レンズがおすすめです!
📷 単焦点レンズってなに?
単焦点レンズとは、ズーム機能がなく、焦点距離がひとつだけのレンズのことです。
たとえば「35mm F1.8」のように、決まった画角で撮るため「画角を変えるには自分が動く」必要があります。
✅ 単焦点レンズのメリット
- レンズのF値が小さい(=明るい)ので、背景がふんわりボケやすい
- 画質がとてもシャープ! ズームレンズよりも描写がくっきり
- 小型で軽量なモデルが多く、登山との相性も◎

僕も単焦点レンズはいろんな画角で3本持っているくらい大好きなレンズです!ただ風景写真を撮るならズームレンズが便利なので自分がどんな写真を撮りたいかをよく考えてから購入しましょう!
🔰 でも初心者にこそおすすめなレンズ
ズームができない分、構図や立ち位置を意識するようになるため、写真の上達にもつながります。
また、F1.8などの明るさで背景ボケがきれいに出せるため、「自分が撮りたい写真」のイメージが掴みやすくなります。
📸 僕のおすすめカメラとレンズ
登山に持っていきやすくて、写真もばっちりキレイに撮れる!
そんな僕のおすすめ機材をご紹介します👇
📷 Nikon Z50(APS-Cミラーレス)
- コンパクトで軽量、登山にも最適
- Aモードの操作もカンタン
- APS-Cセンサーで背景ボケも楽しめる!
🔍 NIKKOR Z 35mm F1.8(単焦点レンズ)
- 背景を自然に美しくボカせるF1.8
- 単焦点ならではのシャープな写り
- 花・風景・スナップと何でもこなせる万能レンズ!

頑張ってお小遣い貯めなきゃ!
まとめ🌈
F値を理解してAモードを使えば、
「オート任せの写真」から一歩進んで、自分らしい写真が撮れるようになります。
- F値が小さいと → 背景がボケる
- F値が大きいと → 全体がくっきり
- Aモードで → F値だけ自分で決めて、あとはカメラにおまかせ!
📷カメラをもっと楽しむために、
まずはAモードに挑戦して、F値を変えて何枚か撮ってみてくださいね✨

みんなも頑張ってカメラ上手くなろうね!一緒に頑張ろう☺️
これからもあなたの登山が楽しく安全でありますように。
今日も読んでくれてありがとう😊
「ゆるっと登山日和」をポチッと応援してもらえたら嬉しいです⛰️
⛰ がんばってね!
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