富士山に登る前に知っておいてほしいこと。観光じゃない、登山だ。

ゆるっとコラム

こんにちは、うっちーです。
この記事では、日本の象徴「富士山」の登山について、初心者の方でも正しく準備をすれば安心して挑戦できるということをお伝えしたく注意点や必要な装備についてやさしくまとめました。

最初にお伝えしておきます。僕自身、実は富士山にはまだ登ったことがありません。
どちらかといえば、「登る」よりも 富士山を遠くから眺めたり、写真に収める方が好きなんです。

それでも、この記事を書こうと思ったのは
毎年、富士山に関する悲しいニュースを目にするから🥲

「軽装で登って遭難した」
「天候が急変し、下山できなくなった」
「ゴミが捨てられて自然が傷ついている」

そんな報道を見るたびに、
**せっかく日本一の山に挑戦するのに、なぜもっと準備してから来なかったのか…**と、胸が苦しくなります。

この記事では、
これから富士山に登ろうと思っている方へ向けて
「決して止める」のではなく、正しい準備と心構えで挑戦してほしいという思いを込めて書いています。

「富士山って登ってみたいけど怖いかも…」
「世界遺産だし、観光気分で行ってもいいのかな?」
そんなあなたに、正しい知識と備えを持ってほしい。決して「初心者は行くな!」と脅しているわけではありません😊
あなたの挑戦を応援するための記事です。


🏔 富士山は“登る山”というより“観光地”になっている?

富士山は世界に誇る日本の象徴。
だからこそ、毎年たくさんの観光客や登山者が訪れます。

テレビやネットで見るその様子は
「**あれ?山というより観光地?」」という印象。

登山道は人でいっぱい。
混雑で自分のペースが取れなかったり、写真を撮るために列が止まったり。
山小屋も予約が取りにくく、早めの準備が必要です。

もちろんそれだけ愛されている山なのですが、“観光気分”で行ってしまうと大変な目にあうこともあるので要注意です。


⚠️ 富士登山は初心者が気軽に行っていい山ではない?

実は富士山、初心者向けの山ではありません。

標高3,776mという高さは、高山病のリスクが非常に高く、空気が薄い中での行動は想像以上に体力を消耗します。
さらに、日帰りでご来光を目指す「弾丸登山」は本当に危険です。

「日本一の山=登ってみたい気持ち」は誰にでもあると思います。
でも、そこに油断があると命に関わる事故につながる可能性もあるのです。


🗑 ゴミ問題から学ぶ、富士山の過去と未来

富士山が世界遺産に登録されるのが遅れた理由をご存知ですか?

それは、大量のゴミ問題でした。
「日本一の山に、なぜこんなにゴミが?」と世界から疑問視されたほど、かつてはマナーの悪さが目立ちました。

現在では多くのボランティアの方の尽力により、環境保護が進められていますが、自然は“借りている場所”という意識がとても大切です。


🚨 登山装備を甘く見てはいけない!

近年、富士山での遭難・事故が増加しています。
その多くは「軽装すぎる」「夜間登山での不備」「装備不足」など、備不足によるものです。

「ちょっと登ってくるだけだから…」と、
・スニーカーで登る
・コンビニのおにぎりだけ持参
・レインウェアを持たない
という方が、山の洗礼を受けてしまうのです。

登山は、自然という厳しいフィールドに入る行為です。
しっかりとした装備と知識があってこそ楽しめるということを忘れずに。


💰 なぜ富士登山にお金がかかるの?

最近では、富士登山の入山料が有料化され、さらに金額も値上げしており2025年から入山料は2000円→4000円にアップされたそうです。
「山に登るのになんでお金がかかるの?」と感じる方もいるかもしれません。

でも、これには理由があります。

富士山には毎年多くの登山者・観光客が訪れるため、

  • トイレの管理費
  • ゴミ処理や回収
  • 緊急時の救助体制
  • 道の整備
  • 山小屋や送迎バスの整備費用
    など、多くのコストがかかっています。

私たちが便利に・安全に登山できているのは、こうした支えがあるからこそ
自然の中での“サービス”には裏側で誰かの尽力と費用があることを、ぜひ知っておいてください。
下界にある当たり前のインフラは上空では当たり前ではないのです。


🧥 夏の富士山、山頂はすごく寒いって本当?

はい、本当です!

山頂の平均気温は5〜6℃程度、風が吹けば体感温度は0℃近くにもなります。
さらに、夜間や早朝のご来光を狙う場合は、氷点下になることもあります🥶

【昼と夜の気温差も要注意】
日中はあたたかくても、日が沈むと一気に冷え込みます。
登山中は汗もかくため、濡れたままで寒さにさらされると一気に体温を奪われてしまうことも…。

✅必要な装備例:

  • 保温インナー(ベースレイヤー)
  • フリースなどの中間着(ミドルレイヤー)
  • 防風・防水のアウター
  • 冬用手袋や帽子もあると安心!

「夏だから大丈夫でしょ?」という気持ちは危険です。
富士山では真夏でも冬の準備が必要だと覚えておいてください。

⬇️登山装備さっそく準備しましょう!


🚨 富士山では「装備がない=登れない」時代へ

近年では、富士山の安全対策が強化されており、
「富士レンジャー」と呼ばれる専門スタッフがパトロールを実施しています。

彼らは山開きの期間中、登山口や登山道で装備の確認や啓蒙活動を行っており、
明らかに軽装(スニーカー・傘・Tシャツなど)での登山は制止されることもあります。

「えっ、装備がないと登れないの?」
はい、その通りです。

山は観光地ではなく、自然の中の厳しい環境です。
標高3000m級の高山で命を守るために、正しい装備と知識が必要不可欠です。


✅ まずは「レンタル」で装備を整えよう!

とはいえすぐに登山の道具を全部揃えるのはとても大変。しっかりとした道具を全身揃えるとなると十万円以上することもあります。お金がかかってしまうから一回の登山だけだからと軽装で山に行ってしまう方も多いのではないでしょうか?そんな方にはぜひ登山装備品のレンタルサービスがあることを知ってほしいです。

富士山のような過酷な環境に挑むなら、プロ仕様の道具があなたの命を守ってくれます。
「やまのどうぐレンタル屋さん」では、
初心者の方にも安心なフルセットパックも充実しており、
ネットで簡単予約・現地受け取りも可能。

⬇️やまのどうぐレンタル屋さんは下の画像からチェックしてみてね。


🎒 あなたの挑戦を応援したいからこそ

富士山は、確かに人生で一度は登ってみたい山です。
そしてその達成感や感動は、本当に素晴らしいもの。

でも、「観光地だから気軽に行っていいでしょ」ではないこと。
準備と覚悟が必要な山であること。

それを伝えたくて、この記事を書きました。


👣 関連記事もぜひチェック!

富士山登山に向けて装備を整えたい方は、以下の記事も参考にしてみてください👇

👉 初心者が最初にそろえるべき登山装備5選
👉登山道具レンタルのメリットと『やまどうぐレンタル屋さん』に魅力とは
👉 [登山初心者がやりがちな失敗5つ]


🏁 まとめ

富士山は、日本のシンボルであり、登山者の憧れでもあります。
しかしその裏には、自然の厳しさ、準備の重要性、支えてくれる人たちの努力があることを、ぜひ知っておいてください。

これからもあなたの登山が楽しく安全でありますように。
今日も読んでくれてありがとう😊質問やコメントも待ってるね〜

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